藤庭園緑化マガジン

冬の庭のお手入れポイント

2022/03/04 up!

冬のお手入れ。

冬は、樹木にとって次の年に向けての力を蓄え、形状を整えるための大切な季節です。
花壇の草花を育てる土づくりの期間でもあります。
今回は、冬の庭園の手入れの大事なポイントについて紹介します。

樹木の剪定

11月ごろまでに落葉し、春まで休眠するのが落葉樹です。
1~2月の厳冬期に入る前までと、芽立ちの時期が分かればその直前が剪定の適期といえます。
この頃が常緑樹も剪定に適した時期となります。
大木になる樹木は、高さを決める「芯止め剪定」を行いましょう。
また、混み合ってきた枝葉を除去する「すかし剪定」を行えば、モミジなどの樹形を美しく保つことができます。
古い枝を切り、新しい芽吹きをうながす「強剪定」も、この時期は休眠期の落葉樹には大きな負担になりません。

(クスノキの強剪定)

・春に備える「施肥」

冬の雪が降る前までの時期に、木々に肥料を与えましょう。
昔から花や実をつけてくれたお礼にという意味で「お礼肥え」、「寒肥」ともいわれるものです。
この時期に、木々の根先に当たる部分の土を掘り、しっかり肥料を与えておけば、
翌春の芽吹きの頃までに養分を吸収することができます。
毎年花を咲かせる多年草などが育つ花壇などにも施肥を行えば、
きっと翌年も美しい花を咲かせてくれます。

☆職人の目線☆【植栽の管理は1年を通してこまめにまんべんなく】

剪定、庭園のお手入れ、施肥、病虫害対策など、
植栽の管理は、お庭の環境や状態をこまめにチェックすることが大切です。
必ずしも「何月だから施肥や剪定をする」等というものではなく、お庭の状態を常に把握し、定期的にチェックを行い、
季節や状況に応じた最適な処置をまんべんなく施すことによって、
1年中植栽をきれいに、美しく保つことができます。

 

<まとめ>

1年を通して、季節ごとのお手入れを行う事で植物の健康を保つことができ、病害虫の被害からも守ることができます。
植物はお手入れを積み重ねることで、美しく葉を茂らせ、花を咲かせ、実を付け、庭先を表情豊かに演出してくれます。
また、花木の成長とともに、庭という空間の深みが増していきます。
今回は、「春の庭」「夏の庭」「秋の庭」「冬の庭」のお手入れについて紹介してまいりましたが、
皆さまのお庭づくりに少しでもお役に立てば幸いです。

 

春の庭のお手入れポイント
夏の庭のお手入れポイント
秋の庭のお手入れポイント

 

藤庭園緑化の植栽管理は、お客様の専属庭師として植栽をこまめにチェックし隅々まで管理します。

総合緑化管理サービス

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