藤庭園緑化マガジン

夏の庭のお手入れポイント

2022/03/04 up!

夏のお手入れ。

夏の庭園管理には、厳しい季節を生き抜くために欠かせないお手入れがいくつかあります。
今回はその中から2つのポイントについて紹介していきます。

ポイント①除草の方法について

夏場に増える雑草は、蚊などの虫の繁殖や庭の景観を壊すなどといった問題を引き起こすため、
庭園の管理をするうえでは適切な処理が必要です。
大きく分けて3種類ある雑草の処理方法を、用途に合わせて使い分けましょう。
重労働となる作業や専門知識が必要なことも多いため、
無理をせず要領を得ている庭園業者などに相談するのも一つの方法です。

1.草むしり

雑草を根から引き抜き、取り除く「草むしり」の利点は、行った後はしばらく生えてこないことです。
土が固いと根が切れたりする場合があるため、事前に少し水をまくか雨上がりの日に行い、
スコップやカマなどを使うと簡単に引き抜くことができます。
この作業の問題点は、腰に負担がかかり重労働となることです。
夏場に草が増えることが多いため、早朝や夕方などに水分補給をしっかりとる熱中症対策や、防虫対策をして行うことが必要です。

2.草刈り

カマや草刈り機などを使って草の根元近くを刈る「草刈り」は、根が残るため時間の経過とともにまた伸びてきます。
蚊の繁殖を防ぎ、景観を保つという意味では回数を重ねることが必要です。
草刈り機を使う場合は、砂利などに当たって周囲に飛ぶ危険があるため、保護メガネなども用意しましょう。
6月下旬の暑さが下火の時期に草むしりでできるだけ少なくし、
7~8月に草が増えてきたら何度か草刈りを行うという方法もあります。

3.除草剤をまく

比較的労力を使わずに雑草を枯らすことで取り除くことができるのが、除草剤をまく方法です。
除草剤には、全ての植物を枯らせる効果が出るものと、特定の植物だけ枯らせる効果が出るものがあります。
このように多様な除草剤があるため、薬剤を購入する際は、店や庭園業者に相談し適切なものを選ぶようにしましょう。
また、長期間影響が残ることが多いため、大切な植栽や隣の敷地にも配慮をしながら、
使用方法を確認して実施する必要があります。

ポイント②夏の「水やり」は適切に

夏の庭園管理で、一番気をつかうのが水やりです。
花壇や寄せ植え、樹木についても、梅雨明け以降の真夏の水やりは早朝に少なめに1回、
日暮れ時の夕方にたっぷり1回行いましょう。
昼間の水やりは厳禁です。特に最近の日本の夏は植物にとって暑すぎてつらい季節となっています。
水を早朝に少なめに与え、昼間に与えないのは、土の温度が日の出とともに上がり、
昼間に水が土の中に残っていると熱湯になって根にダメージを与えてしまうためです。
それほど真夏の土の中は過酷な温度だということを知っておきましょう。
昼間に花が少ししおれてしまっても夕方まで待ちます。水をたっぷり与えれば、
シャキッと元気になります。

「水やり」については、藤庭園緑化マガジンも詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

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