秋の庭のお手入れポイント
2022/03/04 up!
秋のお手入れ。
少し暑さがやわらぐと、真夏を生き抜いた植物にとってはホッと一息ですが、
植物の体力を消耗した後の時期に襲ってくるのが台風と病害虫です。
そのような大敵から植物を守る方法について紹介します。
台風対策
1.樹木(庭木)への対策
台風は、春に植え替えたばかりの木や、根を浅くしか張らない樹木にとっては大敵です。
枝葉が大きく茂った樹木も重心が高くなり危険です。
台風がよく通る地域ではそのシーズンまでに茂った枝葉は少なめに剪定し、
風通しを良くしておくと風への抵抗を減らすことができます。
また、支柱を立てて縄で縛るという応急処置を行うのも一つの方法です。
支柱をなるべく奥深くまで差し込むことで強化も可能です。
2.庭の草花への対策
背丈の高い草花は、支柱を立てて倒れるのを防ぎます。鉢やプランターなどはできるだけ屋内に取り込み、
難しいものはワイヤーなどでフェンスなどにくくり付けるなどできるだけ動きにくいように固定しましょう。
軒下に入れたり、飛ばされないもので防御したりといった工夫で、受ける風をできるだけ弱めたいものです。
3.台風通過後のお手入れ
台風が通り過ぎて風雨が収まったら、庭を回って状況を確認しましょう。
樹木の周りの落ち葉は病害虫の増殖を防ぐためにも取り除きます。
台風は内陸部まで海の潮風を運ぶため、樹木や花木に水をかけておくと良いでしょう。
また、水をかけるのは泥汚れを除去し病気から守るためにも有効です。
また、傷んだ花や枝はできるだけ早く切り取り、回復に努めましょう。
・病害虫対策
秋の庭園管理で大切になるのは、病虫害対策です。
暑さが和らいだ秋を待って様々な害虫が増えてきます。
植物の病気は早期に発見することが大事です。そのためには、まずお庭の植物をよく観察して、
植物の状態をチェックすることがポイントです。
秋の庭園管理で大切になる「病害虫対策」についてのお話を、
同マガジンで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
→「病害虫対策」について
・春の庭のお手入れポイント
・夏の庭のお手入れポイント
・冬の庭のお手入れポイント
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